CLAN住道矢田 事故防止対策の一部をご紹介します(CLAN住道矢田)

少しずつ秋の気配を感じられる朝夕になってきました。服装も難しくなりますが、秋を思いっきり楽しみましょう。
最近、介護施設、障がい者施設での事故ニュースを目にします。このような報道があった時、報道の内容を確認し、住道矢田でも共有や周知して欲しい事は、即時職員間で共有しています。今回のブログはCLAN住道矢田で行っている事故防止対策の一部にはなりますがご紹介します。

入浴時の温度管理は非常に大切な事で、高温、低温になっていないかを担当職員が自身の手を入れ確認しています。

ポイントとして指導しているのは、ビニール手袋を外し、素肌で確認をしています。この写真に写っているポスターは、先日の事故後すぐに大阪市より通達があり以前のものと交換しました。

共有スペース、通路には物を置かない事をしています。

御利用者様の中には視覚障害の方や、脳血管障害で空間が読み取れず転倒リスクが伴う方も多く利用していただいています。転倒すると骨折や脳出血などの大けがになるケースも多くあります。危険予測が出来る事故ですので、事故防止のために転倒に繋がるものを置かない事が大切です。奥に見える緑の板は、撮影時、体重測定で使用し、使用後は安全な場所で保管を行いました。

食事中の誤嚥防止、内服薬の管理も我々には支援時に大きな事故が予測される事柄になります。

全職員が食事形態や、アレルギー、内服薬の有無、当日の体調、嚥下状態を確認し提供しています。万が一の為に吸引機、AEDの設置位置も各職員は把握しています。

送迎時の事故防止対策をご紹介します。
施設到着、降車時、帰宅される際の乗車時の送迎車位置です。
以前はこの位置に車を止め、乗降していただいていました。

その中で、車止めにつまずき転倒しそうになるヒヤリハットが発生し、職員間で話し合い停車位置、乗降位置を変更しました。

点字ブロックを活用し、視覚障害の方以外の方にも点字ブロック上を歩いていただくことで転倒リスクは大きく減りました。送迎が重なるときに、他所で待機するデメリットはありましたが、転倒→大けがを無くすことが優先です。

今回ご紹介させて頂いたことは、一部分になります。ご利用者様個々に、事故防止対策は変わります。また日々、事故リスクは変わっていくものです。停車位置を変えたようにヒヤリハットの時点で重大性の把握、安全対策の変更、追加、周知を図っていきます。

毎日、朝礼時の締めで発している言葉があります。

「今日も一日ご安全に」